竹富島の伝統芸能

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十五夜祭 (平成16年9月28日)

 

グランドに立つ旗頭

竹富島では年間に多くの祭事が行われます。旧暦の8月15日に行われる十五夜祭は、種子取祭を除いて島ではかなり大きな行事の一つです。
十五夜祭は勇壮な祭りなので男の祭りと言われています。

島は3つの集落に分かれています。東、西、そして仲筋の3集落です。
当日は、まずそれぞれの集落で旗頭を立てて銅鑼と太鼓を打ち鳴らしながら、徐々に1カ所に集まってきます。

左の画像は小中学校のグランド。3本の旗頭は、右から順に、西、仲筋、東のものです。
ちなみにこの旗頭は全て島にあった材料からできていて、長い棒はデイゴの木でできているそうです。

板戸の上の芸能

3つの旗頭が集まり、まず開会の辞が述べられ祭りは始まります。
左の画像は東と西の集落から農民が出て、仲筋の神様から賜り物を受け取っているところです。しゃべりは全て方言で行われますので、観光客の人には全く分からないでしょう。

多くの人たちがかつぐ板戸の上で行われます。この後、東と西による棒の舞が、同じくこの板戸の上で行われます。
見て分かる通り、かつぐのは一仕事なので、島の人たちだけでは人手が足りず、石垣などから応援に駆けつけていると聞きました。

綱引き

そして最後に、祭りのメインイベントである綱引きが行われます。
綱引きは他の島では豊年祭のときに行われるのが普通ですが、竹富ではこの日行われます。

この大綱も他の島のと同じように、真ん中から2つに分かれています。それを一つの綱に結合させます。
結合させる部分は、綱は丸い輪になっていて、一方の輪をもう一方の輪に通して、そこに太い木を差し込んで止めます。 つまり一方が男の綱、もう一方が女の綱ということになります。

綱引きは豊年祈願のための行事ですので、生産と大地の象徴である女が勝ってこそ豊作が約束されることになります。ですから綱引きと言っても形だけで、女の綱を引く西集落が必ず勝つことになっています。
というのは昔の話で、 最近は真剣勝負らしく、男が勝ってしまうことも珍しくありません。しかし、今年は無事に女が勝ちましたので、 今年はきっと良い年になることでしょう。

グランドでの行事が終わると、それぞれの集落に旗頭は戻され、夜遅くまで宴が催されます。
空には十五夜の満月が煌々と輝き、 最後に銅鑼や太鼓が派手に打ち鳴らされる中、旗頭が降ろされて行事は終わります。

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