竹富島うんちく話

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人頭税

世界史上、まれにみるほどの酷税であった人頭税は、1637年(寛永14)から1902年(明治35)まで、 沖縄の民を苦しめ続けました。建前としては、15才から50才までの人に課された住民税のようなものなのですが、実際は人頭税石という基準の石があり、身長がこの石の高さに達すれば課税され始めました。

八重山では、米、布、海産物、月に3日の使役などにより課税されました。この税金にも免税があり、士族などの高級官僚、老人、身障者、出産から2年間の女性、男子4人または男女5人を生んだ女性なども免税されるという制度だったようです。

人頭税を史上に残る悪税たらしめているのは、その課税の重さはもちろんですが、天候不順などで どんなに不作になろうとも、また村落単位で課されるため人口が減っていようとも、減税されることなく 課税された点でしょう。

人頭税にまつわる悲劇や遺跡などは、沖縄の各島に残っています。有名なものとしては、与那国島の「クブラバリ」という海岸の岩場にある岩の割れ目があります。 幅が3.5メートル程あり、妊婦をここから飛ばせて無事に向こう側へ飛べればよし、もしも飛べなければ 6メートル下の岩場にたたき付けられてしまうというものでした。つまりは口減らしのためのものです。

竹富島蒐集館には、納税できなかった者を拷問した際に使用した棒などが残っています。  

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